「あの人がいないと困る」と言われる存在になりたい。DCOで手に入れた、新しい自分とチャレンジ精神

私は2023年の10月、DCOができたときから通所を始めました。DCOの1期生になります。それから1年半ほど通所し、ありがたいことに、飲食店で一般雇用での就職が決まりました。

前の職場を辞めてから、自分に合った就労移行を探していました。インターネットでDCOの存在を知り、LGBTQ+フレンドリーという特徴に惹かれて通所を決めました。DCOには、LGBTQ+に理解のある人がたくさんいます。おかげで自分のセクシュアリティを気にすることなく、通い続けることができました。

DCOに通うようになり、変化できたことがたくさんあります。まず挙げられるのは、コミュニケーションスキルの向上です。私が前の職場を辞めたのは、コミュニケーション面が理由でした。DCOでそれが自分の弱点であることに気がつけたこと、支援員さんと一緒に改善方法を考えてきたことで、対人スキルを大きくアップすることができました。

次に挙げられるのが、チャレンジ精神です。私は元々、難しそうなことや新しいことに挑戦することが苦手でした。しかしDCOに通ううちに、食わず嫌いはよくないと思えるようになりました。もし難しくても、誰かに相談すればいいと思えるようになりました。

そして何より大きかったのは、ライフワークバランスについての考え方の変化です。DCOに入るまでは、週に5日フルタイムで働かなければいけない、という先入観がありました。でもDCOでは「ライフワークバランスに合った働き方でいいんだよ」と言ってもらえました。どんなに能力があっても、仕事とプライベートのバランスが悪ければうまくいきません。今でもその一言が、すごく心に残っています。

新しい職場の皆さんは、私を明るく迎え入れてくれました。人事の方にセクシュアリティについて話したときも、変わらず接してくれました。改めて就職することへの不安はもちろんありますが、そういう暖かい環境の一員として働けることにワクワクしています。厨房がメインですが、やりたかった接客にも携われる環境なので、とても楽しみにしています。優しく信頼される人になって、3年後には後輩に仕事を教えられるように。5年後10年後には「あの人がいないと困る」と言われるように。真面目に働いていれば、セクシュアリティに関係なく、評価をしていただける。これもDCOでの実習を通して得た気づきです。細く長くでいいので、自分らしく無理なく働き続けられればと思います。

私はDCOに出会えて本当に良かったと思っています。就職だけでなく、プライベートのこともたくさん相談させていただきました。気持ちを吐き出す場としても、とてもありがたい存在でした。皆さんのサポートがあって、ここまでこられたと思っています。1年半、本当にありがとうございました。

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